食生活を変えても体臭は変わらない?巷の情報のウソ

悲報!食べる物を変えても体臭は変わらない

日本人に限らないようですが、何か体に不調があると食べるものをどうにかして改善しよう(したい)という傾向があります。

 

この病気を治すにはこれを食べたらいいといった類の話は周りに数え切れないほどあふれていますよね。

 

食べるものは、本人の意志で比較的簡単にコントロールできるので食生活で体調を良くしたいという欲求が人には潜在的にあるのです。

 

しかし、食べ物を変えても実際には体臭はほとんど変わりません。
人の体はそんな単純ではないのです。

 

消化器系は、必要としている栄養を優先的に吸収し、不要なものは排泄する働きがあります。
糖質は普通食べただけ吸収してしまいますが。

 

ダイエットとか糖尿病とか食べるものの影響を直接受ける方は食べるものをコントロールする必要があります。。

 

 

それよりも、食生活を変える事は大変ですし、好きなものを食べない努力をするのは大変なストレスになるものです。

ストレス

 

一生懸命努力しているのに実は全然関係なかった事が随分後になってから分かるのってもう勘弁して欲しいじゃないですか。

 

だから敢えて書かせていただきます。
食事を変えてもワキガに影響しません。

 

肉を食べたら体臭がきつくなるのは偏見

ステーキ
ご存知のように欧米は牛肉の消費量が非常に多いです。

 

欧米ではワキガ体質の人が多い黒人、白人の人口の割合が高いです。
白人は牛肉をたくさん食べるからワキガになっているのではないのです。
原因と理由の順番が逆にされています。

 

在米の日本人は多くいらっしゃいますが、牛肉の摂取量は桁違いに増えているそうです。
(個人的に食べないようにしている方ももちろんいらっしゃいます。)
アメリカに住んでいる日本人の体臭がきつくなったという話は少なくともわたしは聞いたことがありません。

 

ではワキガは関係ないとしても牛肉を食べたら体臭が変化するのでしょうか。

 

牛肉はタンパク質として消化されアミノ酸として体内に取り込まれ利用されます。
アミノ酸は体内で再合成されて体を構成するためのタンパク質になるか、肝臓で糖新生というシステムによってグルコースに変換されエネルギーとして利用されます。
臭いを発生させる理由がありません。

 

タンパク質を消化する過程でアンモニアが発生して臭いになりますか?

 

食べた肉に比例して汗のアンモニアが増える訳ではありません。
アンモニアのほとんどは腎臓から尿として排泄されるからです。

 

ほんの少し汗から出るアンモニアが増えるとか無視できるレベルの話じゃないですか。
そんなわずかな差の事で悩んでいるわけではないですよね。

 

もし汗からアンモニア臭がするとしたら別の病気の可能性があります。

野菜だけ食べるのは脂質が足りなくて皮脂分泌が減るだけ

サラダ
肉が体臭を悪化させるなら、その逆のベジタリアンになったら体臭が減るのかという発想があります。

 

その答えは、皮脂分泌が減って、その分変化があるかも?という程度です。

 

ベジタリアンの方は、人間が生きていくのに必要なタンパク質や脂質を摂取するのに苦労されています。

 

ベジタリアンと一言に言っても、木の実しか食べないフルータリアン、肉・魚類を一切食べないビーガンからセミ・ベジタリアンといって、なるべく肉を食べない人まで幅があります。
ここでは単純に野菜と豆しか食べないとどうなるかというお話をします。

 

非常によく計算して気をつけていないとすぐにタンパク質と脂質不足に陥ります。
どちらも人間が生きていくために必須の栄養素だからです。

 

タンパク質が足りなくなると例えば怪我をしても治りにくくなります。
脂質が不足すると絶対に必要なホルモンを生成できなくなります。

 

皮脂分泌も皮膚の防御のために必要ですが、人間が生きていく上では非常に優先順位は低いものです。
脂質が足りなくなると皮脂が出なくなります。

 

タンパク質もそうですが、生存するために日々使われています。
全くタンパク質を食べなくなって不足状態になると、優先順位の低いアポクリン腺の活動は停止されるかもしれません。

 

このような状態は非常に危険な栄養失調です。
生命維持ができなくなる恐れがあります。
ワキガどころの話ではなくなっています。

 

ベジタリアンの方のお話では無く、極端な食生活をした場合のお話です。

香辛料を食べたらその臭いがするなんてバカげている

スパイス
これはワキガの臭いの一つに香辛料クミンの臭いがあるからこういう発想になるのでしょうか。
香辛料がアポクリン腺を活性化するというデータはありませんし、香辛料がアポクリン腺から分泌されるわけがありません。

 

にんにくを食べると体臭に影響があるという話がありますが、皮膚が臭くなるわけではありません。
にんにくを食べるとアリシンという物質が血液中を通って、肺から臭いを発します。
(肺はその他にも有害な血液中の成分を空気中に放出する機能があります)

 

にんにくが含まれる食べ物を食べると呼気が臭うだけです。
口臭の一種ですか?ワキガとはなんの関係もないですね。

食べ物で血液が酸性・アルカリ性になるとか言ってる時点でトンデモない

食べ物によって血液のpHが変化することはありません。

 

血液のpH(酸性・アルカリ性を示す値:ペーハーと言います)は常に一定に保たれるように体によってコントロールされています。
もしpHが少しでも変化することがあったらそれは非常に危険な状態です。

 

ところで食品の酸性、アルカリ性はどのように決められているかご存知でしょうか。
食べ物のエネルギーであるカロリーの決め方と似ています。

 

食べ物のカロリーは、カロリーメーターの中に食べ物を入れて燃やし、熱量を測定して決めています。

 

食べ物の酸性、アルカリ性は500℃で燃やし、後に残った灰を水に入れて溶かしてからpHを測定して決めています。

 

実際に食べ物は人間の体の中で火をつけて燃やされる訳ではないので、いかに信用できないデータであるかがお分かりいただけると思います。

お酒が体臭に与える影響

お酒
お酒のアルコールは血液中に取り込まれますが、アルコールは毒性がありますので肝臓で直ちに分解が始まります。

 

アルコール→アセトアルデヒド→酢酸→アセチルCoA→クエン酸→二酸化炭素+水

 

お酒の量が多いとアセチルCoAがクエン酸に変換されずにグリセリンと脂肪酸になってしまいます。
この脂肪酸が中性脂肪を増やして太る原因にもなります。
糖質制限してても糖質が入ってないお酒をたくさん飲むと太ってしまうのはこのためです。
話がそれました。

 

アセトアルデヒドは毒性が高いのですが、これを代謝する酵素の力が日本人では弱い人が多く、弱い人は顔が赤くなります。
また頭痛や吐気が起きます。
血管を拡張する働きがありますので、体表温度が上昇します。

 

翌日までアセトアルデヒドが残っている状態を二日酔いと言います。

 

アセトアルデヒドは呼気から臭います。
いわゆる酒臭い臭いはアセトアルデヒドなのです。

 

尿や汗からアルコールやアセトアルデヒドを排出できるような能力はありません。

タバコが体臭に与える影響

タバコ
食べ物ではありませんが、よく言われているようですので言及します。

 

喫煙者がタバコが原因で臭うのは、口、気管、肺からの臭いです。

 

もちろんタバコを吸うと、煙は髪の毛や衣服にも染み付きますのでそちらからも臭いを発します。

 

髪の毛と衣服からのタバコの臭いと口や肺に付着しているタバコのタールなどの臭いはかなり強烈です。

 

ニコチンがアポクリン腺を活性化するというデータはありません。
タバコを吸う事によってワキガが強くなるという理由がありません。

 

タバコを肯定しているのではありません。
非常に依存性が高く、体に悪い上に周りの人にも健康と臭いの迷惑をかける行為ですので、タバコはやめる事を強くおすすめします。

食事は楽しくいただきましょう

美味しい
人生最大の楽しみは食べる事ではないでしょうか。

 

ジャンクフードを食べる事をおすすめするつもりはありませんが、ワキガのために食事の楽しみを犠牲にする必要はないということをいいたいのです。

 

逆に、食事を変えたからといって、それだけでワキガ対策をすることはできないんです。

 

ワキガの改善には専用のワキガクリームをおすすめします。

 

最新のおすすめワキガクリームランキングを見てみる。

ワキガクリームランキング
ワキガ対策ランキング
にほんブログ村で上位のブログを見てみる
にほんブログ村 健康ブログ わきが・多汗症へ
にほんブログ村