健康保険がきくワキガ手術の剪除法

剪除法とは

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今行われているわきが手術の標準で、健康保険適用が可能な手術です。

 

剪除とは切り取って取り除くという形成外科的な意味があります。

 

アポクリン腺、皮脂腺、毛根を切り取ります。
アポクリン線は100%切除を目指します。

 

アポクリン線は毛根についてますので、その毛根についている皮脂腺と毛根そのものも切除します。

 

皮弁法とは形成外科の用語で、皮膚・皮下組織を移植する手術の方法の事です。
わきが手術に関しては、全く同じ事になります。

 

剪除法の手術の進め方

最初にわきの下に麻酔注射

部分麻酔で行われます。
わきの下にキシロカインを生理的食塩水で希釈したものが用いられます。

 

わきの下の真ん中で切開する

傷口が目立たないようにするためにわきのシワに沿って切開する箇所は決定されます。

 

メスによってアポクリン汗腺がある層まで切開されます。

 

皮膚をめくりながら切除する

皮膚にスキンフックをかけて、剥離剪刀をつかって皮膚をアポクリン汗腺がある層で剥離されます。

 

わき毛がある部分とその周囲まで剪刀を使ってアポクリン汗腺が切除されます。

 

全部切除が終わったら、止血作業後、ドレーンを挿入して縫合されます。

 

タイオーバーで皮膚(皮弁)を圧迫

わきの下の皮膚が離れているのが早く再生して回復するために行われるのがタイオーバーという圧迫です。

 

トレックスガーゼをわきの下に固定し、ガーゼを丸めたものをわきの下に挟むようにしてテープで固定します。

 

術後、皮膚が生着するまで(2,3日)は腕は水平以上に上げてはいけません。

しばらくおとなしい生活を

手術は30分~1時間で済みますし、終わったら帰れます。
入院する必要はないのです。
とはいえわきの下がある程度回復するまではできるだけ患部を安静にする必要があります。

 

手術中からの痛みはそれほどない

麻酔を使って行いますので手術中に痛みを意識することはほとんどないでしょう。
もともとわきの下は痛みに対しては比較的鈍感な部位です。

 

手術後は痛み止めを服用しますので、痛みに苦しむ事はほとんど心配する必要はありません。

 

寝返りをうつ時につっぱって目が覚める

タイオーバーをしてますので肩を動かす時に強いつっぱり感があります。

 

寝返りをしないような工夫をしばらくはしたほうが良いかもしれません。

 

肩はできるだけ動かさない生活を

わきの下全体の皮膚がはがれています。
早く再生するためには安静にしなければいけません。

 

骨が折れたら固定して絶対に動かないようにしますがそれと同じです。

 

復帰の目安は1週間から10日

回復の速さは個人差があります。
年齢も関係します。
早ければ3日ぐらいで激しい動きをしなければ日常生活、仕事へ復帰することも不可能ではないかもしれません。
ですが、一週間後の抜糸が終わるまでプラスアルファはお休みした方が無難です。

 

肩を全く動かさない勉強だけとか、デスクワークだけの場合は早くからできるかもしれませんが、あまりお休みを短く設定してしまうと無理をしてしまい、患部でトラブルが起きるかもしれません。

 

通常の入浴は最低2週間たってから

患部を濡らさなければ他の部分はシャワーなどしてももちろん問題ありません。

 

頭を洗いたくても自分では無理ですし、誰かの手を借りても肩に負担をかけないようにするのは難しいでしょう。

 

要するに回復の状態によって変わりますので医師と相談されて決める事になります。

 

目安としては普段通り普通に入浴できるのは2週間以降、回復が遅ければ1ヶ月は無理とお考えください。

剪除法のメリットとデメリット

メリット

  • 健康保険が適用される可能性があります。
  • アポクリン腺の除去率は高いです。
  • わきがに対する効果は高いです。

保険適用でされますと両脇で5万円程度で済みます。

 

ただし、その病院が保険診療で剪除法を行っているかどうかは確認してください。

 

デメリット

  • 傷口は2cmになります。
  • ダウンタイムが長くなります。
  • 毛が生えなくなります
 

まとめ

皮膚を剥がして行いますので回復に長めの時間がかかります。
とはいえ、他の手術でも皮膚が剥がれますので同じです。

 

ダウンタイムが非常に短い手法に比べて長いのです。

 

完全なる永久脱毛になりますので、女性にとっては嬉しいかもしれませんが、男性でわきの下がツルツルということに抵抗があるかもしれません。

 

毛根はある程度再生する可能性はありますが個人差があります。
毛根を残しながらの手術はアポクリン線の取り残し、再生があるためわきが残る事になります。

 

そのあたりは手術の時に医師に相談されて、どうするか決める事ができるでしょう。

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